1種用リーダーの結束方法

競技用のリーダーとは?

フライ正確度種目の写真を見ていると、フォトジェニックなシーンとして「フライがターゲットに当たった瞬間にあがる水柱」があります。釣りの場合は静かに自然にフライを落とすことが当たり前なのに、競技では水柱?「おかしくない?」いえいえ、そんなことはありません。競技の目的は、いかにターゲットに当てるか、なのですから。
そもそも使っているロッドも、2種片手投げ距離種目で使うロッドと同じ、つまり相当硬いロッドと、競技用ライン「T38」。当然ラインスピードも早くなるため、それに見合うリーダーが必要になります。前回のルール改正でリーダーの先端部分の太さが、0.45mmから0.50mmと太くなりました。コンクリートの床の場所で競技をすると、ミスキャストの際に細いティペットだとフライが切れるから、ということのようですが、そんなに強度が必要なのか、とも思ってしまいますが、いやいや、そんなことはありません。ここでも2種のライントラブル時と同じ、繋がっていればいい、という考え方で十分です。

強度よりも長さ

このように太い強いリーダーで、競技用と銘打ってある市販品はありません。代用品として使われているのは、ポリリーダーがありますが、独特の伸び方に好みが分かれるところです。日本国内では使っている人を見かけません。となると、皆さん、どのようなリーダーを使っているかというと、自作しています。職業漁師が使うような太いナイロン500m巻のボビンを買っては、あーでもないこーでもない、と試しているのです。その時に問題になるのが、どんなノットでも正確な長さで結ぶことが難しい、ということです。ベリーの部分の長さが、90cmだったり92cmだったり、となった場合は、フライラインとの結節部分で調整できるかもしれませんが、真ん中のピースになってしまったら、そんなことができません。常に自分が作りたい長さで作ることが大切になります。ところがブラッドノットでもユニノットでも、同じ長さで毎回結ぶことがどれだけ難しいか、同じ寸法で切ったモノフィラを毎回同じ長さでは結べないのです。

フライラインとリーダーの結束

 
フライラインとリーダーを結ぶ時、競技ではリーダーリンクは使いません。ラインの先端部分とリーダーは、重ね合わせた部分をタイイングスレッドで巻いて補強して繋いでいます。もちろん、強く引っ張れば抜けてしまいますが、魚をかけるわけではないのですから、これでも十分です。ならば、これと同じことをリーダーでもやってしまえばいいわけです。結んでいませんが、十分使えています。競技中に切れたことは一度もありません。下に写真で説明したものをつけておきます。
ここでは写っていませんが、実際には瞬間接着剤で固めた上に、熱収縮チューブをかぶせています。小田切さんから教えてもらいました。実際のリーダーの直径と長さは、下にまとめました。この直径のモノフィラのラインを探し出すことも、実は至難の業かもしれません。表示している直径と実測値が、まぁここまで違うものか、と思うほど、差があるのです。一度そのあたりの記事もまとめます。

ティペット部分は明るい色を使うというルールがあるので、今はピンクの7号のラインで丁度0.45mmの直径のものがあったので、それを使っています。まとめて作って、ラインクリーナーのスプレーに巻きつけて持ち運んでいます。

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