競技用フライについて

昨晩、クラブ長を中心に構成された競技運営委員会を開催しました。詳しい議事についてはメールマガジン等でご報告させて頂きますが、競技に関わることで1件、ご案内させていただきます。
ICSFルールにおいて使われている競技用フライですが、今後の大会からは『自作フライの使用も可』とすることとなりました。
フライフィッシングでは、フライタイイングが当たり前のように行われていることに対して、もっとも簡単な部類のタイイングになる競技用フライを、自分で作ったものをつかうことができない不自由さは、かねてから議論の俎上に上がっていました。活動費の資金源の1つ、というような考えもあったかもしれません。世界選手権の際にも、チームリーダーミーティングであがる議題の1つに「フライは支給されるのか?」ということがあがっていましたが、今ではそういうこともなくなり「自分で持ってきたフライを使う」のが当たり前、になってきています。
JCSFでは、昨年一年は混乱を避ける意味でも「今までどおり」の運用をさせていただきましたが、2015年度の大会では、自作フライの使用を認める方向といたします。
*タイイングキットを持っていない、自作できない等の理由に対応するため、今までどおりの販売も続けてまいります。
 
compfly
ルールブックより抜粋
フライ
・ICSFルールに定められた競技用フライを用いる。フックの先端が折られている10番のフックを用いたフライとする。ハックルの直径は16-20mm、ハックルとテールとでタイイングされたもの。色は白・黄色・赤。試技開始前には選手はフライを審判に見せ、審判が使用について可否を判断する。
*想定される疑問についての回答
・ハックル・ボディ・テールが区別できるもの(バイビジブルは不可)
・ハックルはコック・ヘンどちらでも可
・シンセティック素材は、スレッド及びテールのみ
・ハックル・ボディ・テールの色の組み合わせは自由
2月のJSC大会より、適用してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします

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