第3回神河町フライフィッシングフェスタ 終了
11月8日、兵庫県のHTF(NPO兵庫トラウトファウンデーション)主催による「第3回神河町フライフィッシングフェスタ」が開催され、悪天候の中、競技に参加された方だけでなく、沢山の方にご来場いただきました。山あいに低く立ち込める雲をまとった山間部にある、この神河町。その幽玄な佇まいは、映画「ノルウェイの森」やドラマ「平清盛」のロケ地に選ばれるほどの素晴らしさ。そしてその環境の中で、そのDNAを受け継ぎつつ見事に育ったのが「あまちゃん」でブレイクした「能年玲奈」というのも合点の行く所です。そして我々「釣り人のDNA」を持つ者としては、トラウトリバーとして成長しつつある、HTFによる『トラウトリバー市川C&Rエリア』の存在も、重要な関心事でもあります。当日のイベントでは、一日中降り続く雨にも負けず、ご来場された皆さんは、あちらこちらのブースに回って、セール品を購入したり、新作のロッドを気の済むまで振ってみたり、杉坂隆久さんのスピーチ、新藤忠伸さんのHS/HLのレクチャー、CNDの野寺さんのレクチャーなどなど、盛りだくさんのメニューを楽しんでおられました。
JCSFでは会場の一角をお借りして、1種、4種用のコートを設営して体験コーナーを設置しました。やはり雨の中ではなかなか興味を持たれても「やってみよう」というところまでは行かなかったようで、仕掛けとしてもう少し工夫が必要だ、と思った次第です。とはいえ、設置しておくと、特に「以前やられたことがある方」が、通りがかってはおいてある竿を手に取られ、「結構覚えているものだね」と楽しまれておられました。
当日はフライキャスティング競技として、シートラウトディスタンスと18fスペイ(*角度変換なしのスイッチキャスト)の2種目が開催されました。詳しい成績は公式発表まで待ちたいところですが、先に入賞者の皆さんの写真をあげさせて頂きます。
このイベントを主催されましたHTFの皆さん、地元神河町の皆さん、お疲れ様でした。いろいろと楽しい企画を考えていただき、また、テントやイス、会場の手配などお気遣いいただきまして、ありがとうございました。次の機会には、ぜひプラグ種目も取り入れていただきつつ、釣りの楽しさと一緒に「キャスティング」という投げる遊びを皆さんに楽しんでいただけるよう、連携体制をとらせていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
↓シートラウトディスタンス
18fスペイ(スイッチ)