2016年ICSF世界選手権代表選考につきまして

昨年から内定事項ではあったものの、2016年度の世界選手権がスペインのカステリョンで開催されるという案内が、ようやくICSFのWebサイトにもオフィシャルとして情報が公開されました。
http://www.icsf-castingsport.com/
これを受けて、JCSFでの2016年度世界選手権代表選手選考方法についてご案内させていただきます。


昨年、一昨年と、輝かしい成績を残してきたJCSFの代表メンバーではありますが、2014年は開催1か月前の出場枠確保、2015年は他団体との代表選出方法の調整の可否等で、慌ただしく代表メンバーを選出する形となり、参加した選手が必ずしも万全の体制で出場できた訳ではありませんでした。また、そのような状況であったこともあり、代表枠を余らせての参加となってしまったことも事実です。
そこで今年2016年度は、自分の技を世界レベルで比べてみたい、挑戦してみたい、という選手の方々にもチャンスを提供したい、と考えました。全日本選手権が開催されてからの決定、ではなく、JCSFとして代表選手を送り出したいというサポートプログラムを立ちあげます。全種目でのエントリーは難しいけど、この種目ならいける、という方にも、ぜひ出場をご検討いただきたい、JCSFを、日本を代表する選手としてご活躍いただきたい、と考えております。
ICSF主催の世界選手権は、文字通り「その国の代表」が選抜されて出場する大会です。しかし、JCSFからの選手登録数については、前述のとおりこの2年、出場枠を充分に満たすことは叶いませんでした。JCSFのひとつの特徴として、国内大会への海外選手の受け入れ体制・交流体制がしっかりと構築されていることがあります。この交流体制を通じてJCSFの大会に参加するために、数多くのレベルの高い選手の方々が来日してくださったことから、世界選手権のレベルの高さの一部分でも経験している選手が、JCSFには沢山います。そこで刺激をうけた方々に、もっと肌身でレベルの経験を、トップレベルの大会で積んでいただきたい、というのが、今回の目的でもあります。
とはいえ『枠が余っているから、とりあえずエントリーしておいて、後でキャンセルすればいい』とかいう大会ではありません。事実、そのような形で昨年は、大量のドタキャンをした団体により、前回の大会は主催者・出場者等、関係者は多大なる迷惑を被りました。そのような相手に迷惑をかけるような輩は、JCSFにはいらっしゃらないことはわかっております。本気で「出場してみたい」「自分のスキルアップのためにスペインに行きたい」という方を応援したいと考えています。
ICSFから与えられている出場枠は、各種目男子6名、女子3名。そのうちの男子3名が、1−7種目だけの出場で8種9種に出場しないのであれば、その3名分の枠で、他の3名が8種、9種に出場できます。女子も3名中2人が8種、9種だけの入れ替えが可能です。
今年の目標は、チーム登録で上位を狙うこと。そのためには1−5種の総合種目で4名のエントリーする必要があります。となると、残る枠は2名。フライ種目を専門にやっている選手は、1種2種6種の3種目を使うことになります。プラグの両手投げ種目へのエントリーの場合、7種と9種へのエントリーですが、7種に出るためには1−7種の枠をひとつ使うことになります。組み合わせ次第で上手く枠を活用できるケースもありますが、逆にそうは行かない場合も出てきてしまいます。
エントリーの締切を、ひとまず5月31日までとさせていただき、申込状況を勘案させていただき、うまく割り振れるようであれば、そのままチームを作ります。上手く割り振れない場合は、事案を競技運営委員会にはかり、代表選抜大会の開催するかどうか、等を検討させていただきます。運営側の独断で、特定の個人の有利・不利がでるようなことは行いません。
代表選手へのサポートとしましては、強化合宿の開催やユニフォーム等の提供を計画する予定です。ご興味をお持ちのJCSF登録メンバーの方々は、下記のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先→contact@castingsport-jcsf.com
 

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