2016年度全日本選手権終了しました
本年度2016年の全日本選手権は、北海道オープンと共催の形で運営され、先週末無事に終了しました。初めての北海道での全国大会開催ということもあり、また「海の日」が重なる3連休で航空券代が高くなるタイミングだったということもあり、決して数多くの参加があった訳ではありませんが、その内容は非常に充実した大会となりました。
全日本選手権が国際大会に!?
世界選手権常勝国のひとつに「チェコ共和国」があります。レクサファミリーを筆頭にした、世界選手権が開催される度にメダルとトロフィーを根こそぎ(?)持ち帰ってしまう選手団です。そのチェコで10歳からキャスティングの練習を初めてジュニア代表チームのメンバーにもなっていたMilos Havelkaさんが、今、函館で「チョウザメの研究」のために来日していると聞いて、今回の大会にお招きしました。函館から旭川まで、8時間かけて!下道を延々1人でドライブして駆けつけてくれました。
そうそう、Milosさんの妹は、チェコの女子チーム代表メンバーのTereza Havelkaさんです。
本人曰く「10年間練習していないから、大丈夫かなぁ」と事前のやり取りではつぶやいていましたが、子供の頃に仕込まれたテクニックは、そうそう忘れるものではありません。100%借り物の道具を使って、特にアキュラシー種目では当時の勘を取り戻そうとしつつも積極的に的を当てていました。
一時期は減少の一途をたどっていた北海道のキャスティングスポーツ人口ですが、チェコのMilosさんだけでなく今回初出場の選手も参加していたりと、かつての活気が徐々に戻ってきている、そんな風にも思えました。詳しい大会の内容は、後ほどあらためて。まず大会結果を先にご報告させていただきます。
Milosさん、チェコに帰るまでは函館在住です。「自分にできること、特に1種2種3種4種5種は、レッスンできます。函館で練習しましょう!」と言ってくれています。実現の暁には、公式サイト内で日程をご連絡させていただきます。ぜひ、チャンスを逃すこと無く、スキルアップを目指して下さい。