2014 トラウトリバー市川 フライキャスティング記録会&体験会 開催報告

南北に長く伸びる日本列島を象徴するかのように、ダウンジャケットを着ていた「旭川大会」と同じ日に、五月晴れの中開催されていた大会があります。兵庫県にあるトラウトリバー市川で開催された、フライキャスティング記録会&体験会のレポートが届きましたのでご紹介させていただきます。

『5月18日、兵庫のトラウトリバー市川にて開催されました、第一回トラウトリバー市川キャスティング大会は、快晴の五月日和の中、大盛況にて終了いたしました。「トラウトディスタンス」と「サーモンディスタンス」の2種目が正式競技として行われ、トーナメントスペイやスカジットといった、スペイキャスティングが体験種目として行われました。 今回の大会は、一般の方々に広くキャスティング競技を知っていただくことに主眼を置いた大会でしたが、終わってみれば、非常に有意義で、皆さんで楽しんで頂けた大会になったのではないかと思います。 今大会での特筆すべきは、子供達の参加があったことです。それも、使用タックルは大人と同じです。サーモンディスタンス種目では32mという記録を、小学生が出してます。すばらしいループでした。 特別な人間だけが参加するキャスティング競技では意味がないと考えてますので、これからも広く門戸を開いて楽しい競技の普及に努めたいと考えています。』

プラグ種目ではよくあることですが、 小学生がフライ種目で参加した、という前例は、日本のキャスティングスポーツの歴史の中でも稀有なこと、いや初めてかもしれません! キャスティングスポーツが盛んなチェコやドイツ、ポーランド等では、子どもたちが列を作って投てき順を待っている大会の写真を見かけますし、また、ジュニアの世界選手権も開催されています。キャスティングは誰でも気軽に楽しめるスポーツだということを、より多くの方々に知っていただきたいという思いは、JCSF全体の願いでもあります。そして、今回は小学生だけでなく、多くの初参加の方々にお集まりいただき、フライキャスティング競技の楽しさを体験していただきました。
また、今回の大会は『地元密着型』のイベントとして、神河町とも連携し運営が行われました。『自分たちが楽しむため』だけではなく、会場をお借りした地元のためにもなる、そういう運営方法の手引ともなる大会運営だったと言えるでしょう。素晴らしいロケーションとそこに集う釣り人が一緒になって、このようなイベントを盛り上げていける環境が、日本全国で整えられるようにしていきたいと考えております。
今大会でもトラウトディスタンスで優勝をもぎ取った岡田さん。その実力もさることながら、今回は我々の未来を支えるジュニアの面々に、キャスティングの基礎をレッスンしていただきました。参加してくれたジュニアたちも、いつもとはチョット違うそのレッスンの内容を、スポンジのように吸収して、最後の方ではシングルハンドだけでなくダブルハンド(しかも大人用)の扱いもこなせるようになったようです。これからどんどん練習して、日本を代表する選手、アングラーになってほしいものです。
岡田さん、レッスンありがとうございました!
関西地域でも以前はキャスティング大会が、数多く開催されていました。競技人口の減少に伴い、残念ながら近年は年に1回程度の開催となっていたようです。しかしこれからは違います!ACCを中心としたキャスティングスポーツ愛好家の皆さんが燃えています!ACCではすでに次の大会の計画が持ち上がっているようです。詳しい内容は、このHPはもちろん、ACCのFacebookページでもご案内させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします!
成績表はこちらをクリック → 20140518ACCichikawa
 



 
 
 
 
 

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