プラグ正確度種目の練習の時

ライントラブルは練習の時にもよくあることです

プラグが切れる

正確には、プラグの結び目が切れる、ということですが、練習をしていると、振り切った瞬間に飛んで行くことがあります。何回も結び変えれば良いのですが、調子に乗っているとつい忘れてしまいがちです。芝生の上ではそれほど頻繁ではありませんが、草がないグランドやコンクリートでしかできない場合などは、頻度が高くなりがちです。コンクリートでの大会は日本ではありませんが、フィッシングショーなどのイベントの時は、神経を使います。そこで対応策です。二段階の切れ防止策です。


上の写真に写っているスナップは「沖縄フィッシングショー」でキャスティング体験会をさせていただいた時に使ったものです。ルアー用のスナップにショックリーダーを2cmくらい繋いでいます。プラグが落下したり巻いてくる時に接触した時にダメージを受けます。スナップをつけることで、地面に当たる頻度を減らし、かつメインのラインの結び目も地面に当たりにくいように極小のショックリーダーをつけているのです。こうすることで細いラインの結び目が、なるべくコンクリートや固い地面に当たることを防いでいるのです。このようなことは経験してみないとわかりません。切れるというリスクがどれだけあるのか、どんなことをするとトラブルが起こるのか、それを防ぐにはどうすれば良いか。いずれも全て、対応できる「現場力」をどれだけ持っているか、にかかっています。初めてのトラブルをクリアするにはどうすれば良いか、あって欲しくない想定外のトラブルを乗り切るには、マニュアルはありません。それでも対応するのが現場力なのです。こういうイベントの経験も、実は大会の練習のひとつなのです。初心者を教えるための最高のモデルケースです。人に教えると自分自身が上手くなるといいものです。

2017年度最初の大会です

いよいよ2017年最初の大会が2月26日に開催されます。すでに参加メンバーの何人かは現地入りして、会場設営の準備をしながら軽く練習もしていたようだとの報告も上がってきています。もっと北に位置する欧州の国々でも、インドア大会としてシーズンインしているようです。いよいよスタートしたキャスティングスポーツシーズン! 皆さんもどうぞご参加下さい!
 

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