第8回JSCキャスティング競技会 in 野田

キャスティングフリークの皆様、新年も早一月を過ぎ2月になり、正月気分も抜けてきた所だと思います。
2月の別名「如月」は「着更着」からとの説もあり、気候が安定しないこの時期は寒い日もあり、まだまだ上着が手放せない月であるという事のようです。
しかし、新年早々から寒さにも負けず、各地でキャスティングレッスンや練習会の情報もあり、一年中キャスティングに熱い情熱を持ち、アクティブなメンバーの多いJSC(ジャパンシューターズクラブ)も早く大会をと言う事になり、2月早々の開催となりました。
大会の開催にあたり、昨年から来年は何か今までとは違う、「みんなが楽しめる事をしたねー」という話をしていました。
結果が全てである競技会ではあるけど、その結果だけではなく何かもっと競技・・・キャスティングというものを皆で楽しむ事が出来る事をしたい。そして、それがキャスティングフリークの繋がりや交友になったり、キャスティングへのモチベーションになればいいなーと考えていました。
 そこでやってみました!!
競技の方は、EV1からEV6にEV8、それをフライ総合、5種目総合、そして、くじ引きによるチーム分けでの「フライ総合チーム戦」にしましょう。そして、今年初めての大会だし、お年玉に参加賞とか商品とか準備しちゃいましょう!!って事になり、クラブ員の力を結集し、大会当日に向けて慌ただしく準備が進められました。
不安だったエントリーの人数も顔ぶれも、嬉しい形でこちらの期待を裏切ってくれました。この大会に出場したくても調整が着かなかった〇〇さんや△△ちゃんは結果をみてさぞ残念がっている事でしょう・・・。
 当日はめまぐるしい天候の変化と、こちらの動きを弄ぶかの様な風に翻弄され、全ての種目を気持ち良く、爽快にとはいきませんでしたが、それぞれの種目にドラマがあり、最後の表彰式での盛り上がりは、過去最高のものであったに違いありません。
 基本的にキャスティングスポーツは個人競技であり、個人の技術が向上する事が一番の楽しさであり、目的であると思います。みんなそれを達成するために、日々の練習を続け、自分の成長や競技会の成績にその成果を確認することでしょう。
 しかし、今回チーム戦をやってみると、各選手がチームを意識したキャストを自然としていたり、チームメイトとの相乗効果なのか、いつもより高いモチベーションで各種目に挑んでいたように思えました。それは、表彰式の個人成績以上にチーム成績結果を喜び、仲間を讃えあう姿があった事が証明しています。
 周りに同じように頑張る楽しむ仲間がいて、それをフォローしてくれる環境や組織があるからこそ、楽しく、厳しく、競技に取り組み、選手それぞれが互い尊重しあう事が出来るものなのだと思いました。
 
 今回の大会には遠方からの出場や10数年前の名選手の復活があったかと思えば、前日の練習で翌日の大会出場を決めた新人さんもいたりで、今までにない盛り上がりや交友が出来ました。
そして、それはこの後の大会開催や選手の増加に大きな意味を持つ予感や期待が膨らんでしまうものでした。
やっぱり「キャスティングスポーツ」は楽しい・・・「Just For FUN」
でも、見ているだけじゃ分からない、やってみなきゃ変わらない。そのために「Let’s Try」
次回も多くのニューフェイスの出現をお待ちしています。
8thjsc
競技結果はこちらです。
第8回JSCキャスティング競技会 

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