One Makeキャスティング記録会レポート

キャスティングスポーツが徐々に盛り上がってきました。
毎月各地で開催されている大会だけでなく、練習会の延長線ともいえるような、小さな大会が開催されているようです。今日は、そういう大会のレポートが届きましたので、ご紹介させていただきます。

第2回 One Makeキャスティング記録会レポート by ハマちゃん

onemake関係者のたゆまぬ情熱により、ようやく息を吹き返してきた我が国のフライキャスティング。
そんな方々の恩恵を受けているのは私の地域も例外ではない。日頃から気の合う仲間が近くの芝生に集まり、思い思いのロッドとラインでキャスティングを繰り返している。

近頃、我々の間で流行しているのが簡易ディスタンスコンペティション、それもワンメイクによるものである。ここで断っておきたいのは、「飛距離=フライキャスティングの全て」ではない。しかし、数値化する事により、自身のキャスティングを見直す糸口が見出だせるのも事実である。そして体格、筋力、さらに年齢を問わず楽しめるという観点から、5-6番クラスでのワンメイクがベターと判断している。

ちなみに先日、第二回目のコンペティションが開催され、シュートのスタート改善に取り組んだ方が、自己記録を大きく更新し、キャスティングアークを広げた方は優勝を勝ち取った。

そんな彼らは口々に、通常の練習では認識出来ない部分に目を向けるきっかけになったと言う。
現在はディスタンスのみだが、アキュラシーも取り入れれば更に効果的かもしれない。メジャーと目印があれば誰にでも気軽に行える簡易キャスティングコンペティション。次はあなたの地域でも如何だろうか?
ひょっとしたらあなたのフライキャスティングが大きく変貌を遂げるかもしれない。
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競技に出て優勝するだけが、キャスティングスポーツではありません。自らのスキルアップを目指す、それもまた「キャスティングの楽しみ方」です。自分のことは1人ではなかなか気づかないものです。このような試みが、日本全国で広まってほしいと我々は考えております。
来る3月23日にサンビーチ日光川において、JCSF初のフライキャスティング大会が開催されます。当日はSpeyCastingのディスタンス種目を中心に試合が行われますが、アキュラシーターゲットを設置して、ご来場の皆さんにご参加いただけるゲーム形式の体験イベントも行います。また、フライフィッシング関連のメーカー、ショップによるブース出展も企画されています。
出場するだけでなく、観戦するだけでも楽しいイベントとしたいと考えておりますので、ふるってご参加ください。
このように、JCSFでもフライキャスティングにも積極的に関わっていきます。JCSFルールとして発表させていただいた6種目の中には、トラウトアキュラシー、トラウトディスタンスという種目が入っています。これらは5番のライン指定です(3M・マスタリーエキスパートディスタンスWF5F/Competition)。海外の基準に併せて、ロッドの指定ではなくライン指定の、いわばワンメイクです。詳しいルールは、こちらをご参照いただき、日々のキャスティング練習にお役立ていただけたら幸いです。

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