第5回フライキャスティング世界選手権
今大会で5回目となる「フライキャスティング世界選手権」が、2018年8月16日から19日まで、イギリスの北部の街・Port Haveriggで開催されます。今年(2017年)ではありませんので、ご注意下さい!
フライキャスティング世界選手権
2年ごとに開催されているフライフィッシングで日常使う道具を使って行う国際大会です。今まではノルウェーで3回、エストニアで1回の合計4回行われています。今大会の具体的なスケジュール等は今後改めての案内となるようですが、16日がオープニング・セレモニー、17日からの3日間で競技を行い、最終日の19日の夜に表彰式が行われるようです。
開催される種目は、Trout Accuracy, Trout Distance, Sea Trout Distance, Salmon Distance, Spey Distance 15’1″, Spey Distance 18′ (16′ for Lady) の6種目。昨年の大会では、Chris Korich率いるアメリカチームのジュニア、Maxine McCormik(女子) がTrout Accuracyで成年男子に劣ることのない記録で女子部門で初出場ながら金メダルを獲得しています。JCSFからは前々回の大会に出場した実績があります。詳しいルールはこちらをご参照下さい。
ICSFとフライキャスティング
今回で5回目の開催となるこの大会ですが、前々回まではICSFとは関連していない独立した運営がなされていました。2013年に開催された総会では、世界選手権と名がつく大会が多すぎるため、という理由で「承認しない」とされたものが、2015年の総会時において見解が変わり、フライキャスティングについてもICSFの大会の一部にする決議がなされました。同時に、フライキャスティング競技に関する分科会も新設され、JCSFもそのメンバーに加わりました。第3回大会時に開催された「国際フライキャスティング連盟設立会議」にも参加して、設立準備委員会のメンバーだったことも実績として評価されています。
Port Haverigg
今回の開催地、Port Haveriggは、ロンドンから約300マイル北に位置しています。イギリスの西側の海に面している場所です。ほぼ同じ緯度の対岸東側には、日本の選手が初めて出場した世界選手権で、Steve Rajeffも初出場の年に開催された場所として知られるScaboroughがあります。会場までの移動はどうするのか、等の情報は、今後アップデートしていきます。
過去の成績表
2016年の成績表
参考までに、前回の成績表をUPしておきます。JCSFではもちろん、この大会に出場される方のサポートをさせていただきます。選抜条件などの詳細につきましては、今後の競技運営委員会や理事会等で協議したのち、ご案内させていただきます。一番上の文字にリンクを張ったのは、今回の大会を主催者のサイト。フライキャスティング世界選手権のオフィシャルサイトは、下記のリンクをご参照下さい。
フライキャステイング世界選手権公式サイト