第9回JSC大会が迫ってまいりました

いつも笑いの絶えないJSCキャスティング大会の開催が、いよいよ次の週末に迫ってまいりました。参加される選手の皆さん、準備に余念はありませんか? GW直前の「釣りに一番行きたい時期」に開催される大会です。集まる選手も『ツワモノ』揃いだと思われます。見学の方々も、どうぞ楽しみにいらしてください。
今回の大会から、第2種のルールは新しくなります。といっても、今まで使っていたものも同じように使うことができますので、ご安心を。
変更点は、ズバリ、ラインの全長です。今までの「15m以上38g以下」から、『13.5m以上38g以下』と、全長が短くなるのです。今までのルールでは「15mギリギリで大丈夫か?」と心配されていた皆さん、一挙に1.5m余分ができますので、ご安心下さい。
このルールの改正には、各国の選手たちの台所事情があるように見受けられます。国際審判としてタックルコントロール(タックルチェック)をしているときに、やはり使っているライン、皆さんボロボロです。でも、新しいラインを買おうにも、ICSFですら在庫を切らしていることもある(JCSFでまとめて購入した時とか…)。15mぎりぎりのところで38gとなってしまうと、なかなか修理も間に合わない、ということから、一挙に1.5m短く、女子の長さに揃えた、ということだと考えられるのです。
ということから、今までのラインは、その規定をすべてクリアする(重量で超えなければ)ことになりますので、今回の大会で実際に試してみて、問題がないようであれば、続けていこうと考えています。
今回のルール改正で注意点が1つ。「2種用のラインは『6種用のラインを使って補修をしてはならない』」とされました。日本では10年ほど前に輸入された、2種と6種の先端部分と同じ直径の『補修用のライン』が入手できていたことがあります。厳密に考えると、その6種のラインの先端と同じ直径のラインを使って補修すること、は、新しいルールでは規定違反になります。とはいえ、現状、その在庫がどうなっているか、という確認もしなければなりません。ということからも、先端部分の補修については、暫定ルールとして、6種の先端の直径と同じ太さのラインが使われていても、年内はOKとする方向を考えています。来年以降の運用については、競技運営委員会に図り、方向性をさだめていくことにいたします。
*「6種のラインを2種で使わない」となった背景は、13.5mと短くなるので、その分の重量加算を6種のラインを使ってやろう、とやりそうな流れを抑えようということが狙いだと思われます。
他には、同じくフライ種目で競技時間が短縮されましたが、詳しいことは後日アップします改訂版ルールブックをご参照いただくか、メルマガにてご確認ください。
今週末の開催地の天気予報は、曇り時々晴、降水確率20%で予想最高気温は21度です! 侮れないGW頃の紫外線対策も忘れずに、気をつけて会場までお越しください!

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