第7回JSCキャスティング競技会 in 野田
The 五月晴れ!!
とはなりませんでしたが、週間予報の”曇り雨”が、土曜日には”晴れ曇り”に好転し、前日の風の状況からも好記録を期待出来る一日になりそうな朝でした。
釣りの最盛期でもあり参加選手の減少を懸念していましたが、そんな気持ちを察していただいたのか、北海道からの弾丸ツアー参戦や仕事に追われながらも我慢出来ずに来てくれた方、肘が痛いから2種は無理!!と言いながら、3・4種に10数年ぶり?に出場していただいた方もあり、主催側としては本当にありがたく、やって良かったと思えた大会でありました。
競技の方は朝から予想以上に風が強く、少しの風向きの変化が正確度種目でのスコアメイクに大きな影響を与えたようでした。
投げられない風ではない、当てられない風ではない・・・投げるか、待つか・・・このようなコンディションでは技術は勿論のこと、精神的なタフさが結果に大きな影響を与えるようです。
迷いのあるキャストでは結果が出ないのを、某K選手が私に身をもって教えてくれました・・・。(笑)
風の状況から後半のディスタンス種目では好記録が期待でき、正確度種目のマイナスをどうとり返し、5種目総合で500点を、フライ総合で350点を超える算段をしている選手もチラホラいたのではないでしょうか・・・。
ディスタンス種目では期待通り好記録が続出しました。
女子では5種を始めて数カ月、2度目の回転投法で50m超を一人が記録すれば、前日の数十分練習で何とか回れるようになるも、当日の1投目に後ろに回り始めた某A選手もそれに迫る記録を出して次回への期待を持たせてくれました。(笑)
男子では精神的に成長したのか宮城の佐々木選手が、全種目安定した投擲で初のフライ総合優勝、5種目総合3位獲得という大活躍をされました。
しかし、2種では小原選手、6種では加登選手が「まだまだ負けないよ、俺たちは・・・。」と言わんばかりの意地を見せ、佐々木選手に一人勝ちを許さない辺りが二人の性格のなせる技なのでしょうか・・・。
某S選手は楽に越えられたであろう5種総合500点を5種3Fという失態で失ったようですが、それが実力なのか、後輩思いからなのかは本人も知らない、わからないようです(泣)・・・。だが、某O氏が随所で「500狙えますね・・・」とつぶやいていた事は覚えている・・・。(笑)
待っていたかのようにぽつぽつと降り出した雨の表彰式で、5種目総合の優勝カップを獲得した父を、嬉しそうに、誇らしそうに見つめる息子の笑顔が眩しい夕方でありました。
結果はこちらから
2013-7th-JSC-Casting2