メジャリングの考察2017その1
距離は決まっているのだから測ればいい
5つのターゲットを使うこの種目のルールは、8mから13mの間に1.8m間隔で置かれた5つのターゲットに指定された順に当てていくこと、です。フォルスキャストを必ず1回以上入れるドライラウンドは、3-1-4-2-5-3-1-4-2-5の順で、続くフォルスキャストを入れないウェットラウンドは、ドライラウンドの5から続けて1-2-3-4-5-1-2-3-4-5の順の合計20投で、1ヒット5点が加算され、満点が100点。
メジャリングとは
日本の釣りでも、メジャリングは使われて来ました。両手をいっぱいに広げた長さは、ヒトヒロ。片方の手を伸ばしつつもう片方は胸の真ん中にした長さは、矢引。このように体の部位を使って細かな長さ調整をすることをこの種目ではメジャリングと呼んでいます。
今の自分が使っているタックルの確認
使用するラインがT38一択となっている以上、使うロッドは片手投げ距離で使うロッドが選ばれることが多いと思います。とすると、長さはノーマルでは300cmギリギリのものを使うでしょう。なのでここでは3mのロッドを使うと仮定します。次にルールで定められているのは、スタート時のラインの長さ。ロッドの全長と同じ長さのラインを弛み無くリールから引き出していること、となっています。残るはリーダーです。ルールでは180cm以上とされていますので、安全を考えると185cmくらいと5cmは余裕を持っていることが多いと思います。とすると、今までだけで、3m+3m+1.8m=7.8mです。ここに腕の長さ分のリーチ分前に出ていることと約1m基準点が上に来ていることを考えると、実はそのままの状態で、左端のNo.1のターゲットに当たる距離だけ、ラインが出ている状態だったりするのです(このページの一番上の画像をご参照下さい。前傾しつつロッドを持つ手がかなり前にでている。しかし距離を測っているのはつま先のところから。なので、上から見たコートの平面図での机上の空論には誤差が生じる)。後は、そこからどれくらいの長さずつ、手繰ったり送ったりすればいいか、を考えればいい。その方法と調整方法は、明日改めて。